ご挨拶

はじめましてSLOW FARMの佐伯と申します。

私たちは京都府南丹市八木町の神吉という集落で、肥料農薬を使わない自然栽培という方法で農業を営んでおります。

と言いましても代々実家が農家だったということでもなく、京都市内の街で生まれ育ち、農業を始める前はそれこそ全く畑違いの仕事をしておりました。

ではなぜ今農業をしているかと言いますと、「自分の食べるものくらいは自分で作れるようになりたい」という思いから、週末農業の学校に通い始めたわけですが、その畑で汗を流しながら作業をする感覚が最高に気持ちよく、また芽が出て育った時の感動、自分が育てた野菜が収穫できた時の喜び、夕暮れまで畑で過ごす心地よさ、そこでの経験全てが今まで味わったことのない感動の連続で、これは仕事にするしかない!と思い立ったからです。

ただ農業を仕事にするということはそんなに甘いものでなく、文字通りゼロからのスタートで、また自然と相対する仕事であるが故にやはり厳しさも目の当たりにしました。年々変わる気象条件に戸惑いながら、試行錯誤の繰り返しで毎年一年生とはよく言ったものだなと思います。農業で食べていくということは本当に大変なことだと身をもって実感しました。

ただ大変ではありますが、この環境で家族と過ごせること、自分で育てた野菜やお米が毎日食べられることは本当に幸せなことであり、畑っていいなってやっぱり思います。

そんな私の目指している先は『百姓』です。百の仕事が出来る、つまり昔の農家はそれくらい身の回りのことはなんでもこなしたという意味です。置かれている環境に依存するのではなく、一つでも自分でできることを増やしていきたい。そして自立した生活を送れるようになりたいと思っています。

食べ物を生産することは農家の特権ではありません。畑や庭がなくてもベランダでもプランターで野菜は育てることができます。今まで出来なかったことが出来るようになった時の喜びはこの上ありません。

100%の自立は無理でも、みんなで考え、喜びや楽しさをたくさんの方々と分かち合えたら最高に楽しいだろうなと思っています!

まずは野菜を育ててみましょう!